学長挨拶

同窓会の活動状況

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卒業生紹介(ニュースレター)

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学長挨拶

徳島大学長

河村 保彦

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 今年の9月は“過去に例がない危険な台風”として台風14号が九州?中四国地方を中心に全国的に被害をもたらしました。皆さまにおかれましてはお変わりございませんでしょうか。
 さて、長引く新型コロナウイルス禍は新たな日常を強いております。日々苦労している本学学生諸君に、「たくす応援プロジェクト」と称して、本学発のクラウドファンディング(CF)プラットフォームサイト「Otsucle」にてご支援を募りました。
 「たくす応援プロジェクト」とは、広く一般の皆さま、卒業生及び本学関係者のご支援により、そして、地域のスーパーマーケット様にもご協力いただき学生へ生活支援として食材をはじめ生活必需品の購入に充てられるクーポン券を提供するプロジェクトです。
 このプロジェクトにより、114名の皆さまからのご寄附を原資の一部としてクーポン券という形にし、615名の学生たちへ届けることができました。多数のご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。本学では引き続き、学生の修学?課外活動の充実を目指し、学生に寄り添う支援を継続してまいります。
 続いて、本学の近況をご紹介します。まず、「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増」の公募について、新老虎机平台5年度の発足を目指した「徳島大学理工学部理工学科の定員増」が新老虎机平台4年6月10日付けで文部科学省により選定されました。関係教職員の多大なご支援?ご協力や飯泉嘉門徳島県知事はじめ県の皆さまにもご尽力をいただきました。少子高齢化の進む現在、学部の定員増はまさに特例です。本学の取組構想名は、「次世代ひかりトクシマ若者雇用創出計画~『医光/医工融合人材』が切り拓く新たな地方創生~」です。これを踏まえ、本学では「医光/医工融合プログラム」を設置し、新老虎机平台5年4月から学生を受け入れます。そこで、新老虎机平台4年9月18日には当該プログラムのキックオフシンポジウムを、ホテル会場と視聴者をオンラインで結んだハイブリッド形式で開催しました。このシンポジウムでは、飯泉嘉門徳島県知事、夏目国昭大塚電子株式会社代表取締役社長ならびに粟谷圭吾日亜化学工業株式会社取締役をご来賓としてお迎えし、ご挨拶いただきました。続いて、本学関係者からプログラムの概要説明や医光融合研究の紹介、入学者選抜について新老虎机平台らせしました。
 次に研究?産学連携面としては、本学バイオイノベーション研究所に新棟「ヴォルテックス棟」の新設が認められ、現在工事が進んでいます。この新営建物は、経済産業省の新老虎机平台3年度「産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学の産学融合拠点の整備)」によるもので、32件の申請から本学を含む8件が採択されたものです。本事業は、本学バイオイノベーション研究所が培ってきた複数の研究課題を基に、企業研究者等も参画した大規模な協働研究へ発展する貴重な機会と捉え、共同実験施設?設備として新棟を整備し社会実装を加速するよう認められたものです。
 さらに、本学のグローバル化に関して記します。この3年間の新型コロナウイルス感染症の度重なる蔓延は、本学学生や留学生の派遣?受け入れの両面で大きな阻害因子となりました。しかし、新老虎机平台4年8月2日にモンゴル国立医科大学(MNUMS)からフレルバータル学長、シーレヴニャンバ大学院長に来学いただき、同校との学術交流協定を5年間延長する協定更新を行いました。これは、これまでの学長、蔵本地区研究部長、学部長、病院長、看護部長はじめ多数の教職員や医療スタッフ各位の弛まぬご尽力で築いていただいた確固とした交流の証であるとともに、JICAプロジェクトによる日本型の「日モ病院」設立?運営協力によるものです。
 以上主な取り組みを記させていただきましたが、これら以外にも多数の取り組みがありますので、是非皆さまにおかれましては、本学ホームページの「新老虎机平台」の項をご覧いただき、「徳島大学の今」についてご理解?ご承知いただければ幸甚です。
 結びとしまして、本学は激動の現代に様々な情報を遅滞なくキャッチアップし、未来志向で教育、研究、社会貢献に取り組んでまいります。徳島大学びざん会の皆さまにおかれましては、今後もご指導ご鞭撻、ご助言いただければ大変ありがたく存じます。皆さまのご健勝とご多幸、ご活躍を祈念しましてご挨拶とさせていただきます。

同窓会の活動状況

渭水会(総合科学部同窓会)

会長 石井 博(いしい ひろし)

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 このたび、新たに会長に就任させていただきました石井博と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 渭水会では本年度も、会員相互の連携を図る「助成事業」と、総合科学部への支援活動の一環で、学業成績優秀で研究活動及び学生としての活動全般において、模範となる優れた学生を表彰する「渭水会会長賞」を2本柱として取り組んでおります。
 さて、徳島大学総合科学部は、2024年に徳島師範期成学校創設より150周年を迎えます。この節目の時期に、記念事業を実施すべく準備を進めているところです。今年の7月に、髙橋総合科学部長や副学部長、幹部の皆さんと渭水会幹部との初会合を開催し、実施組織や事業内容などについて相談いたしました。記念式典等の実施時期につきましては、新型コロナウイルスの状況と各種準備に必要な期間も踏まえ、2024年秋頃を考えています。事業内容につきましては、今後、記念事業委員会や実行委員会で検討されますが、考えられる主な事業として、記念式典や祝賀会、記念講演会、ホームカミングデー、150周年記念誌の刊行、シンボルマークの募集、オリジナルグッズの作成などの案が出ています。
 同窓会組織としての渭水会の協力内容につきましては、渭水会会報や渭水会のWebサイトで150周年記念事業の告知、寄付金の募集、記念グッズの作成?販売などを計画しています。
 現在は、記念事業に関わる経費捻出のための、寄付金の募集方法や募集先などについて検討を始めているところでございます。
 今後も総合科学部の同窓会組織として、創立150周年記念事業の実施に向け、しっかりと取り組んで参りたいと考えております。

 

青藍会(医学部医学科同窓会)

会長 荒瀬 誠治(あらせ せいじ)

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 今年8月、日本の新型コロナウイルス感染者数は世界で最多、総患者数の5分の1が日本人、加えて徳島県の感染者数/人口が日本一との報告あり。3年に渡り全社会活動を5割以下に落とし、人と会うことすら控えてきた国の現状がこれかと思うと、医療者として心底苦しくなり、やりきれません。これからもズルズルと抑制生活が続くのでしょうが、もうコロナのことに言及するのは止めておきます。
 さて、青藍会の会員間を結ぶ活動?行事は全て中止かリモートでの開催となりました。ただし、学生への「白衣授与?Student Doctor認定証授与式」、「青藍会奨励賞授与式」だけはリアルに行いました。120人の若者が授与白衣を着用し、キッと前を向く姿は壮観です。式を通じて、彼らの学ぶ意欲をひしひしと感じました。彼らはへたっていません。その思いと意欲に応えるべく、援助を行うことは同窓会の義務でしょう。見事な後輩の輩出は会員の誇り、喜びとなるからです。

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強烈な学ぶ意欲を感じた
白衣授与?Student Doctor認定証授与式

 来年度からは、抑制?規制だけの高校時代を過ごしてきた学生が入学します。私達は彼らの高校生活内情を知りませんが、少なくとも徳島大学に入学したからには、楽しく、ダイナミックで密度濃い仲間との日常、知的好奇心を満たす勉強は楽しいとの思いが持てる学生生活を送って欲しいものです。そのためにも、母校?母学部が取り組んでいる学問環境?体系の改革、確立に青藍会も寄与したいものです。

栄友会(医学部栄養学科?医科栄養学科同窓会)

会長 津田 とみ(つだ とみ)

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 新型コロナウイルスの脅威にさらされ、私たちの生活のあらゆる面が影響を受けて、もう3年近くとなりました。様々な対策が考案され実行されています。mRNAワクチンというものに、いくら基礎研究の積み重ねがあったとはいえ、このようにあっという間に実用化され普及するということを、数年前にいったい何人が予測していたでしょうか。それでも感染を抑えきることができず、2022年8月までに全世界の感染者数は累計6億人を超え 、世界的流行(パンデミック)をもたらしています 。現在の3年生(栄友会57期生)は、まさに新型コロナウイルスの流行の始まりと同時に入学し、私などには未経験かつ想像困難な学生生活を送っていることでしょう。
 様々な悪条件に悩まされながらも、今期(2022年度前半)も3月に名簿発行、5月に会報発行、7月に総会と学術講演会、そして年間を通じてのホームページの運営等、栄友会活動を継続し、60年近い歴史を重ねてきています。コロナ禍という試練を受け、リモートで交流を続ける技を獲得したことで、総会や学術講演会もリモート開催とし、多数の若い会員や各支部の役員に、遠くからの移動の負担が無く参加してもらうことができました。総会に続いての学術講演会には、北島幸枝氏(栄友会31期生)に登壇していただき、素晴らしい活躍ぶりがまぶしく感じられるご講演をいただきました。北島氏には、栄友会活動に貢献いただいたことを称えて、本年度の栄友会賞を授与いたしました。来年には、対面での総会が開けることを祈念しておりますが、集まれなくても栄友会ネットワークは活発に動かすことが出来るという経験を経たことは忘れないと思います。このような状況の中、8月の阿波踊りで栄養学連が3年ぶりに踊ったことは明るいニュースです。

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(写真:2022阿波踊り「栄養学連」)

 

 

 

 


 

 

  2022年は、3年毎に実施している名簿作成の年でもありました。近年の学生たちの名前は工夫を重ねた文字が多く、読み方を迷う頻度が増えたため、51期生からはフリガナを試みたことで読み易くなっています。名簿には、多くのクラスからの近況報告も収録することもできました。また、会報には栄転で徳島を離れる教員や新たに着任された教員の方々からの寄稿もいただきました。
 さて、今期も各種受賞者が多数ありますので、ご紹介させていただきます。

●本学の若手教員並びに県外大学教員の表彰
?日本ビタミン学会第74回大会 奨励賞
 医科栄養学科臨床食管理学分野 講師 増田 真志(39期)
?新老虎机平台4年度女性のチャレンジ賞
 同志社女子大学 准教授 奥村 仙示(28期)
?第7回食の新潟国際賞 大賞
 神奈川県立保健福祉大学 学長 / 日本栄養士会 会長 中村 丁次(5期)

●大学院生の各種受賞
?日本家禽学会2022年度秋季大会 優秀発表賞
 博士後期課程3年 石田 快(51期)
?第10回日本腎栄養代謝研究会学術集会?総会 川上賞
 博士後期課程2年 奥村 陽介(52期)
?第63回日本生化学会中国?四国支部例会 学生優秀発表賞
 博士後期課程2年 森 優樹(52期)
?第28回日本心臓リハビリテーション学会 優秀賞
 博士前期課程2年 北村 彩乃(54期)
?日本ビタミン学会第74回大会 学生優秀発表賞
 博士前期課程2年 春本 恵里花(54期)
?第22回日本内分泌学会 四国支部学会賞(優秀演題賞)
 博士前期課程1年 鈴木 由紀(55期)

 他にも、栄養関係功労者厚生労働大臣表彰者を紹介させていただきます。古田 結花(14期)、曽川 美佐子(17期)四国大学 生活科学部 教授 、久木野 憲司(院17期) 西九州大学 学長 、桑波田 雅士(26期)京都府立大学 生命環境科学研究科 教授。また、津田とみ(4期)も新老虎机平台4年度徳島県栄養士会会長表彰を受けました。
 栄友会のこのような活動は多くの会員、役員の方々に支えられていますことを、深謝いたします。徳島大学同窓会の一員として、徳島大学の発展に寄与し続けたいと願っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

睦眉会(医学部保健学科同窓会)

会長 久米 博子(くめ ひろこ)

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 7月に行われた新老虎机平台4年度睦眉会総会で承認され、橋本前会長の後任として新会長に就任いたしました徳島大学医学部附属看護学校28期生(昭和54年卒業)の久米博子と申します。
 睦眉会は、徳島大学医学部保健学科、同大学院保健科学研究科並びに前身校を含めた同窓会です。平成8年に発足し、会の目的は、会員相互の親睦及び母校の発展を図り、保健医療の向上に寄与することとしております。会員は卒業後、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、助産師、保健師等の免許を取得し活躍する正会員、学生の準会員、教職員等の特別会員で構成されおり、新老虎机平台4年10月現在の会員数は、7,599名となっております。
 さて、一昨年より、同窓会の諸活動も新型コロナウイルスの感染拡大にともない、充電の時期を迎えております。この時期にこそ、従来の同窓会コミュニティを検証し、古き良きものと新たな出会いを取り入れた新時代の同窓会コミュニティを会員の皆さまと共に創造してまいりたいと思います。
 同窓会の活動は、会員名簿や会報の定期的な発行、総会や講演会の開催などを行っております。最重要行事である睦眉会総会は、今年度初めて、Web(Zoom)形式で実施しました。トラブルもなく順調に開催することができ、県外の会員の皆さまにもご参加いただけたことは、良かった点だと思います。また、同時に開催した第13回睦眉会主催講演会では、徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学の西良浩一教授を講師に迎え、「腰痛治療の最前線~華麗に加齢~」というテーマで講演いただきました。講演は大変好評で70名の会員の方々にご参加いただきました。
 そして今年度より、災害等学生支援基金の積立を行うことが決定し、該当があれば支援する予定となりました。また、今年度も保健学科?大学院保健科学研究科国際交流基金への寄付金を贈呈させていただきました。
 新老虎机平台4年11月16日に睦眉会で後援をさせていただく国際保健講演会では、「ベトナムのヒカリ」という演題で服部匡志医師にご講演いただき、保健学科の学生を対象に、オンラインで開催しました。さらに、新老虎机平台5年2月には睦眉会会報(第22号)の発行予定となっております。
 結びとしまして、皆さまのご健康とますますのご活躍をお祈りいたしますと同時に、同窓会の運営につきまして、多大なご支援とご協力を賜っておりますが、今後、更なる睦眉会の発展のために、引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



蔵歯会(歯学部同窓会)

会長 笠原 信治(かさはら しんじ)

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 蔵歯会は、本年3月に歯学科40期生43名、口腔保健学科12期生15名の卒業生を迎え、総数は2,265名(歯学科2,088名、口腔保健学科177名)となりました。
 新型コロナウイルス感染症はオミクロン株BA.5による第7波の大流行もあり、まだまだ終息の兆しが見えません。蔵歯会では会務のデジタル化やオンライン化を進めて、昨年はホームページのリニューアルを行い、本年は会員ルーム「蔵歯会ネット」が完成し稼働を始めました。創刊号から今年度会報までのデジタル化や会議資料?議事録のデータ保存により、会務や活動の記録の共有が簡単にできるようになりました。また全国14支部の役員との情報交換もスムーズに行えて、大変有効に活用できています。さらにコロナ禍のため、2年間は書面で行っていた評議員会を今年度はハイブリッド開催として、多くの評議員から好評を得ました。今後は大学?学部の状況報告なども含めて、充実した会議内容にしたいと考えています。
 コロナ禍により学生との交流機会も失われましたが、高学年の学生は蔵歯会ネットにアクセスできるようにして、進路や地域歯科医療についての情報提供ができる体制を構築する予定です。また、歯学科では難関化している歯科医師国家試験、口腔保健学科では歯科衛生士と社会福祉士のダブルライセンス取得に対して、学生から国試対策支援の要請がありました。現役学生に是非とも合格を勝ち取ってもらうべく、蔵歯会として喜んで支援要請に応じるとともに、彼ら彼女らの将来の大活躍を期待しています。

蔵歯会ホームページ  https://www.tokudai-d.net/



薬友会(薬学部同窓会)

会長 水口 和生(みなくち かずお)

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 薬友会の会員の皆様には、益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。また日頃は薬友会活動にご支援とご協力を頂き、誠にありがとうございます。
 前回のニュースレターからあまり時間が経過していませんので、新しい出来事はそんなにありませんが、思い付く事を記させて頂きます。
 ①新老虎机平台4年7月に薬友会誌第17号を発行させて頂きました(約4,500冊)。今号の内容を見て頂きますと、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、残念ながら薬友会支部だよりと各クラス会の記事の掲載がありません。記事を楽しみにされていた薬友会会員の皆様には、誠に申し訳なく思います。このコロナ禍が一刻も早く終息し、次号では皆様の期待に添えることを願っています。
 ②薬剤師資格を基盤とする新6年制課程(薬学科80名)が始まりました。従来薬学部では、薬剤師免許の受験資格を有する6年制課程(薬学科40名)と創薬?製薬に主眼を置いた4年制課程(創製薬科学科40名)の2学科を設けていましたが、新老虎机平台3年度より前述の新6年制1学科に改組されました。薬学部は薬剤師免許を取得できる唯一の学部であることを考えますと、薬剤師であり、臨床と創薬の両者のスキルを持ち合わせた人材の養成が一層期待されます。徳島の生んだ薬学の祖、長井長義博士の100年前の進言に原点回帰し更なる発展を遂げようとしています。
 ?薬学部創立100周年事業の進捗状況
 我が薬学部は1922年10月徳島高等工業学校が発足した際、前述の日本の薬学の祖といわれる長井長義博士の進言により、応用化学科に製薬化学部が設置されたことに端を発します。翌年大正12年(1923年)4月より製薬化学部の授業が開始されたことから、新老虎机平台5年(2023年)で100周年を迎えます。薬友会は薬学部と共同で薬学部創立100周年の記念式典を開催することにいたしました。コロナ禍も収束していると期待して、新老虎机平台5年11月3日に長井記念ホールで記念式典と記念講演会を、また阿波観光ホテルで祝賀会を開催する予定にしています。現在、薬学部の中に徳島大学薬学部100周年記念事業実行委員会を設けて開催の準備を進めており、薬友会も全面的に協力しています。会員の皆様には、この趣旨をご理解頂き記念事業へのご参加と募金事業へのご協力をよろしくお願いいたします。



工業会(工学部?理工学部?生物資源産業学部同窓会)

理事長 林 宏二郎(はやし こうじろう)

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 同窓会の皆様方におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。「工業会に関係する近況」についてご報告させて頂きます。
 我々工業会の母体であります徳島大学工学部が本年10月、創立100周年を迎えました。本来であれば本年11月、盛大に「工学部創立100周年記念式典」を開催する計画でありましたが、昨今のコロナ禍の問題で来年5月に延期となりました。
 大正11年(1922年)10月「徳島高等工業学校」が設置され、その後、昭和19年(1944年)4月徳島工業専門学校と改称、昭和24年(1949年)5月に徳島大学工学部が設置されました。そして、平成28年(2016年)4月に工学部は「理工学部」と「生物資源産業学部」に再編され、社会が求める幅広い「知見と技術」を有する「優秀な人材を育成する体制」が整ってきました。このように長い歴史と変遷を経ながら、工学部は今日までに総計49,000人を超える人材を世に輩出してきました。そして、その卒業生の皆様が国内外で活躍し、社会の発展に貢献をされています。その意味から徳島大学工学部が果たした役割は誠に大きなものがあります。
 現在、世界の技術研究の進歩には著しいものがあり、これからも日本が世界市場で「技術競争力」を維持するためには「優秀な技術者」を育成していかなければなりません。工学部創立100周年記念事業のキャッチコピー「創りだせ未来。徳島から世界へ。」を掲げて、これからも引き続き「先端技術の研究」と「優秀な人材の育成」に取り組んでいただけることを期待しています。工業会としましても、工学部創立100周年記念事業が成功裏に推進できるよう支援致します。最後になりましたが、母校が今後益々発展されることを祈念致しております。

 

活躍する卒業生の紹介

渭水会(総合科学部同窓会)

吉野 美苑(美保)(よしの びえん(みほ))

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  • 書家
    遊墨会会長
    寺子屋「よしの塾」主宰
    NPO法人太鼓の楽校理事長
    NPO法人竹林再生会議副理事長
    徳島大学国際交流サロンJSS副代表
    国際交流サロンぺルヴェニーレ副代表

    昭和39年 徳島県吉野川市生まれ
    昭和61年 徳島大学教育学部 小学校教員養成課程 卒業

    【主な活動】
    平成13年 徳島県女性海外派遣スウェーデン?デンマーク訪問
    平成14年 タイ国 子どもの村学園(Moo Baan Dek)で書のWSを行う
    平成17年 (財)内子国際交流協会設立10周年事業「ドイツ内子フェア」にてローテンブルク市訪問
          小中学校で書のWS?展覧会を行う
          ケンペル市ケンペルギムナジウムの日本語学習者に書のWSを行う
    平成18年 徳島大学国際交流サロンJSSにて留学生に書のワークショップ(~平成28年)
    平成23年 吉野川市鴨島八幡神社にて「新年の書」奉納(~新老虎机平台4年)
          霊峰剣山例大祭にて書の奉納(~新老虎机平台4年)
    平成24年 神山町上一宮大粟神社にて書の奉納
         東京都神津島阿波命神社にて書の奉納
    平成25年 徳島県立鳴門うずしお高校にて伝統を学ぶ授業で書のパフォーマンス
    平成26年 吉野川市制10周年記念式典にて書の揮毫
         吉野川市山川町山崎八幡神社にて書の奉納
         鴨島町向麻山山頂にて元旦「祝い太鼓と初硯」で書の揮毫(~新老虎机平台4年)
    平成27年 ワシントン桜まつり参加 地元の和太鼓チームとコラボ書のパフォーマンス
         フランス人画家マーク?エステル画伯来日45周年記念祝賀会にて書の揮毫 
    平成28年 ワシントン大聖堂の賀川豊彦像の前で書の奉納
         ワシントン桜まつりに参加、書のパフォーマンスとワークショップ
         東京渋谷清水とき国際きもの学園「ジャパンブルーの集い」にて揮毫
    平成29年 鳴門市阿波一宮大麻比古神社にて書の奉納
    平成30年 駐日イタリア大使館建国記念アースデイにて日伊友好を記念して「和」を揮毫
          イタリアジャパンウィーク2018トリノにて書を揮毫 レイジョ劇場に寄贈
    新老虎机平台元年 新老虎机平台元年「新老虎机平台の時代に捧ぐ書」として奈良県橿原神宮にて書の奉納
         徳島県立鳴門高校 講演と和太鼓と書のパフーマンス
    新老虎机平台2年  オーストリアウィーン?コンツエルトハウス新春公演にて書のパフォーマンス
    新老虎机平台3年 世界農業遺産3周年記念 つるぎ町家賀 児宮神社にて書を奉納
          吉野川市鴨島町中内神社にて書の奉納
          つるぎ町宮内神社創建700年記念 書の奉納

     吉野氏は、5歳のころより書道に親しみ、日々自己研鑽に励む傍ら、日本文化としての書道を広く海外の人々に知ってもらおうと欧米?アジアの国々で書のパフォーマンス?奉納?ワークショップを行っておられます。
    また、北欧の教育?心理学を学びコミュニケーションの大切さを痛感し、自宅で子供から高齢者までが一同に会する寺子屋式の書道?絵画?学習を教える「よしの塾」を開室。小中学校?公民館?支援学校?障碍者施設?老健施設等、書の楽しさ、自分を表現する事の大切さを広められています。
    「書は人なり」をモットーに筆だけでなく、ダンボール、竹、紙、割り箸などを使って自分の感性で文字を表現し内なる自分を発見する喜び、感動を伝えたい とワークショップを行っておられます。近年は「藍の墨」による作品制作に意欲的に取り組み、県外?国外へと発信しておられます。
     また、NPO法人 太鼓の楽校、NPO法人竹林再生会議では、地域の活性化や環境保全、伝統文化の継承のため意欲的に活動を行っておられます。


青藍会(医学部医学科同窓会)

吉田 英樹(よしだ ひでき)

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 昭和36年9月17日生まれ

【略歴】
 昭和56年4月 徳島大学医学部医学科 入学
 昭和62年3月 徳島大学医学部医学科 卒業
 昭和62年4月 大阪市立大学大学院医学研究科 入学
                           大阪市立大学医学部第2内科
 平成3年3月   大阪市立大学大学院医学研究科 修了
 平成3年4月   大阪市立桃山病院感染症センター内科
 平成5年12月 大阪市立総合医療センター感染症センター内科
 平成14年4月 国立感染症研究所実地疫学専門家養成コース(FETP)
 平成16年4月 大阪市保健所感染症対策課保健主幹(平成21年より課長)
 平成24年4月 大阪市健康局医務監兼保健所感染症対策課長
 平成25年4月 大阪市健康局医務監兼健康推進部医務主幹、天王寺区役所医務主幹
 平成26年4月 大阪市保健所南部保健医療監兼西成区役所医務主幹
 平成29年4月 大阪市保健所長(新老虎机平台2年より健康局医務監兼務)
 新老虎机平台4年4月   大阪市健康局首席医務監

【資格】
 昭和62年5月 医籍登録
 平成3年3月   大阪市立大学医学博士
 平成16年1月 インフェクションコントロールドクター
 平成22年4月 日本公衆衛生学会認定専門家
 平成29年4月 社会医学系専門医協会指導医?専門医

 医学部医学科同窓会の青藍会からご紹介するのは、第33期の大阪市健康局首席医務監、吉田英樹氏です。卒後大阪市立大学の第2内科に入局され、学位取得後、臨床医として感染症に携わられました。国立感染症研究所で実地疫学を専攻され、全国各地の保健所職員と感染症アウトブレイク調査などに関与された経験から、保健行政の道に進まれました。大阪市保健所及び24区の各保健福祉センターの公衆衛生専門職の頂点に立ち、新型コロナ対策で倍増した約2,000名のスタッフの指揮にあたります。大阪市の夜間人口は275万人ですが、昼間人口はその1.3倍となり、高密度に人とモノが集まる地域では感染症のコントロールには細心の注意が要求されます。前例のない感染力の強いウイルス疾患でしたが、臨床医としての経験も生かされました。一方で手探りは仕方ないとしても、政府の目まぐるしい方針転換への対応にもご苦労があったと伺います。入院?療養調整、PCR検査やワクチン接種体制の整備、さらには感染経路の疫学調査など獅子奮迅の働き、まさに活躍する卒業生です。
 筆者は保健福祉センターの前を通って20時過ぎに帰宅しますが、この3年間、庁舎の消灯を見たことがありません。市民の健康を支えるミッションはやりがいがある、とのことですが御身大切に。

栄友会(医学部栄養学科?医科栄養学科同窓会)

北島 幸枝(きたじま ゆきえ)

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 東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科 准教授
 Sen Sok International University Hospital (Cambodia) 客員教授
 医療法人社団麗星会、医療法人財団倉田会えいじんクリニック、医療法人社団菅沼会 非常勤管理栄養士

【略歴】
 平成10年 徳島大学医学部栄養学科 卒業(第31期生)
      四国医療サービス株式会社 入社
 平成11年 医療法人佐藤循環器科内科栄養科 管理栄養士
 平成20年 広島女学院大学生活科学部管理栄養学科 講師
 平成22年 広島女学院大学生活科学部管理栄養学科 准教授
 平成23年 徳島大学大学院栄養生命科学教育部人間栄養科学博士後期課程 修了
      東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科 講師
 平成27年 東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科 准教授
 現在に至る

【資格】
 平成10年 管理栄養士
 平成18年 日本病態栄養学会 病態栄養認定管理栄養士
 平成30年 日本腎臓病協会 腎臓病療養指導士

 北島氏は、平成10年に徳島大学医学部栄養学科(第31期生)を卒業された後、医療法人佐藤循環器内科栄養科での勤務を経て、広島女学院大学生活科学部管理栄養学科で専任講師として着任されました。平成23年には徳島大学大学院栄養生命科学教育部人間栄養科学博士後期課程を修了され、同年9月には、現在の東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科に専任講師として着任し、平成27年からは現職の准教授に昇任されました。また、所属されている日本腎栄養代謝研究会では事務局長、日本病態栄養学会と日本栄養改善学会においては評議員としてご尽力されております。また、NPO法人 “いつでもどこでも血液浄化インターナショナル(国際NGO)” の海外技術指導員も務められるなど、幅広くご活躍されております。
 また、東京医療保健大学での仕事の傍ら、非常勤務先の病院患者さんの栄養指導を通して得られた課題を、専門とする慢性腎臓病?末期腎不全の栄養管理の研究に繋げて各個人に合わせた腎臓病の栄養管理の実践を目指されているそうです。さらに、大学を卒業したばかりの何も知らない自分に様々なことを教えてくださった患者さんへの還元だけでなく、学内教育では分からない管理栄養士としての活動を、学生や卒業生に伝えていくことを目指しておられるそうです。
 在学中の思い出をお尋ねいたしましたところ、「毎月、生協の図書部で『臨床栄養(医歯薬出版)』と『オレンジページ』の雑誌を買うことが楽しみでしたが、現在はその『臨床栄養』で編集協力者として携わらせていただいており嬉しいです。また、在学中に体験したいろいろなアルバイトを通して、挨拶と丁寧な対応力を身につけることができたと感じています。患者さんによって話し方等を変えることや、笑顔ある栄養相談ができているのも、徳島での生活があってこそだと思っています。」と、おっしゃっておられます。最後に、在学生や後輩へ向けて「出会いを大切に、たくさん悩んで精一杯向き合い、生きてください。そのためには、時間を上手に使う必要があります。限度や限界があっても、自分のペースで出来ることを考え、向き合うことで成長していくと考えます。そして、何かのときには、徳島大学、先生、同期や先輩?後輩を頼ってください。心強いです。さらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。」とのメッセージをいただきました。

睦眉会(医学部保健学科同窓会)

高開 登茂子(たかがい ともこ)

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 徳島文理大学保健福祉学部看護学科 教授

【略歴】
 昭和58年3月 徳島大学医学部附属看護学校 卒業
 昭和58年4月 徳島大学医学部附属病院 入職
 平成20年4月 徳島大学医学部?歯学部附属病院感染対策部門 副部門長?看護師長
 平成24年4月 徳島大学病院 副看護部長
 平成28年4月 徳島大学病院 副病院長?看護部長
 新老虎机平台4年4月   徳島文理大学保健福祉学部看護学科 教授
 現在に至る

【受賞歴】
 新老虎机平台2年10月 公益社団法人徳島県看護協会設立40周年記念知事表彰
 新老虎机平台4年4月   新老虎机平台4年春の叙勲 瑞宝双光章受章

 昭和58年に徳島大学医学部附属看護学校をご卒業後、徳島大学医学部附属病院の救急部?ICUの創設年に当該部署に入職されました。その後17年間、外科や手術室等で勤められた後、平成12年に一度退職されましたが、平成18年の再就職後は看護師、副看護師長を経て、平成20年より徳島大学医学部?歯学部附属病院感染対策部門の副部門長?看護師長、平成24年には徳島大学病院副看護部長、平成28年より徳島大学病院副病院長?看護部長と歴任されました。
 「患者さんの満足度向上のためには、まずは個々の看護職員が将来への夢を持ち、生き生きと働き続けられる職場を!」という熱い思いで、勤務環境の改善、高度人材育成やキャリア形成支援システムの確立等に貢献されました。また、副病院長として病院運営に参画し、チーム医療の推進や、地域のニーズに沿った新たなしくみ作りに尽力されました。「COVID-19感染症対応の際には、看護部職員一人一人が、高い実践能力を発揮し協力体制を敷くことができた。看護力?組織力の強さを感じ、そのことが一番誇らしいこと。」と語っておられました。現在は徳島文理大学で看護学生の教育に当たられています。

蔵歯会(歯学部同窓会)

岡澤 悠衣(おかざわ ゆい)

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 サンスター株式会社
 研究開発統括部オーラルケアイノベーション研究開発部 研究員

【略歴】
 平成27年3月 徳島大学歯学部口腔保健学科 卒業
 平成29年3月 徳島大学大学院口腔科学教育部口腔保健学専攻博士前期課程 修了
 平成29年4月 サンスター株式会社研究開発部 入社
 現在に至る

 岡澤悠衣氏は徳島大学大学院口腔科学教育部にて、喫煙者の口臭及び口腔細菌に関する臨床研究に励まれ、博士前期課程を修了されました。
 その後、サンスター株式会社に入社し、歯科衛生士の資格や大学院での臨床研究のご経験を活かし、研究員として活躍されています。現職では、オーラルケア製品の臨床研究やニーズ探索のための疫学研究などを遂行されています。また、最近では製品開発も担当されており、主に歯間清掃具の開発業務に携わられているとのことです。ご自身の、最後まで諦めない粘り強い性格を活かし、歯科衛生士としてユーザーに推奨できる製品開発にご尽力されているようです。
 岡澤悠衣氏の今後の益々のご活躍を祈念いたします。

薬友会(薬学部同窓会)

市原 準二(いちはら じゅんじ)

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 生物多様性条約関連国際会議 日本国政府代表団
 理化学研究所バイオリソースセンター リソース検討会 検討委員

【略歴】
 平成3年4月 徳島大学大学院薬学研究科博士前期課程 入学
 平成5年3月 徳島大学大学院薬学研究科博士前期課程 修了
 平成5年4月 徳島大学大学院薬学研究科博士後期課程 入学
 平成8年3月 徳島大学大学院薬学研究科博士後期課程 修了
        学位取得(博士(薬学))
 平成8年4月 住友製薬株式会社(現住友ファーマ株式会社)入社
        同研究所 研究員
 平成17年10月 合併により大日本住友製薬株式会社に社名変更
 平成24年4月 大日本住友製薬株式会社研究所 研究マネージャー
       (オミックス研究?バイオマーカー研究等)
 平成30年7月 住友化学株式会社へ転籍(同社のバイオサイエンス研究所の新設に伴い)
        同研究所 研究マネージャー
 新老虎机平台3年7月 一般財団法人バイオインダストリー協会 出向
       同生物資源総合研究所 所長
 現在に至る

 市原準二氏は、学部?大学院在学中は生物薬品化学研究室に所属し、寺田弘先生及び篠原康雄先生ご指導のもと、がん細胞のエネルギー代謝機構の研究に取り組まれ学位を取得されました。
 その後、住友製薬株式会社に入社され糖尿病治療薬の創出及び新規化合物探索のハイスループットスクリーニングの研究に従事、さらに大日本住友製薬株式会社時代には研究マネージャーとして、ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクスなどの技術を用いたオミックス研究を通した薬物のターゲット探索?機能解析のほか、バイオマーカー研究も担当されました。
 平成30年からは住友化学株式会社のバイオサイエンス研究所にて、バイオエコノミーの実現やGx(グリーントランスフォーメーション)など、バイオを活用した社会問題解決に取り組まれました。
 このようにご活躍は多方面にわたりますが、市原準二氏は「Curiosity」という意識、すなわち「物事を知りたい気持ち」を大切にされてきたそうです。この気持ちは特に人類が強く持っているもので、自分が知らない領域を広げていくことは科学の領域だけに限らず、とても大切なことであると語っておられます。
 現在は一般財団法人バイオインダストリー協会の生物資源総合研究所の所長として、生物多様性の保全及びDNAやRNAの塩基配列情報の利用から生じた利益の公正かつ衡平な配分などの課題について、日本国政府代表団の一員として国際的な視点から取り組まれています。
 薬友会より、市原準二氏の更なるご活躍をお祈り申し上げます。 

工業会(工学部?理工学部?生物資源産業学部同窓会)

田尾 知久(たお ともひさ)

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 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
 代表取締役社長

 

 

【略歴】
 平成4年3月 徳島大学工学部機械工学科 卒業
 平成4年4月 ヤンマーディーゼル株式会社 入社
 平成4年6月 ヤンマーディーゼル株式会社 汎用機事業本部 エンジン開発部
 平成10年4月 YANMAR EUROPE B.V. (在オランダ)出向(3年間)
 平成24年4月 ヤンマー株式会社 小形エンジン事業部 開発企画部 部長
 平成26年4月 ヤンマー株式会社 小形エンジン事業部 企画管理部 部長
 平成28年4月 ヤンマー株式会社 エンジン事業本部 企画部 部長
 新老虎机平台2年4月 ヤンマーホールディングス株式会社 執行役員
       ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 代表取締役社長
 現在に至る

 田尾知久氏は、徳島大学工学部機械工学科において三輪惠名誉教授のご指導のもとでディーゼル噴霧の着火に関する研究をされました。平成4年に卒業後、ヤンマーディーゼル株式会社に入社され、現在、ヤンマーパワーテクノロジー株式会社代表取締役社長として活躍していらっしゃいます。
 ヤンマーは1912年の創業です。これまでの110年間、常に時代をリードする技術をコアに、農業、漁業、建設業といった暮らしを支える産業に向けたプロダクトがヤンマーから我々に提供されてきました。さらに、エネルギーの有効活用の追求、地球環境負荷の最小化、そしてユーザーの安全?安心を大きな使命とした技術開発?商品開発が進んでいます。田尾氏が代表取締役社長を務めていらっしゃるヤンマーパワーテクノロジー株式会社は、その心臓部となる3~4800kW(4~6500馬力)のディーゼル/ガスエンジンを開発?生産しており、ヤンマーブランド作業機はもとより、世界中の多くの産業機械や船舶に供給されています。そして最近では、次の時代に向けて、「A SUSTAINABLE FUTURE ~テクノロジーで、新しい豊かさへ~」を理念として、水素や電気といった将来エネルギーへの対応技術をコアとした次世代への新たなパワートレインソリューションが提供されつつあります。田尾氏は代表取締役社長として会社の先頭に立ち、次の100年に向けて未来につながる社会とより豊かな暮らしの創造に貢献することを目指しておられます。

学長挨拶

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卒業生紹介(ニュースレター)

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最終更新日:2022年12月12日

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