「英語DE落語を楽しもう」を開催しました

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 高等教育研究センター学修支援部門国際教育推進班は新老虎机平台5年12月5日、英語落語家として活躍されている喜餅氏をお招きし、「英語DE落語を楽しもう」を開催しました。自国および他国の文化?歴史を理解し、外国語による高いコミュニケーション能力を持って、多様な人と協働できる人材を育成することを目的とするグローバルパーソン集中プログラムの一環として開催し、終始英語で進行しました。
 当日は留学生、日本人学生、地域の方合わせて25名ほどが参加しました。はじめに、喜餅氏から小道具や所作など、落語の成り立ちについて実演を交えた説明があり、より落語を楽しむためには、観客の想像力が重要であることなどについてお話がありました。また、英語表現の持つダブル?ミーニングの面白さを使った短い演目をいくつか披露してくださいました。
 その後、学生が実際に高座に上がり、落語を演じる体験を行いました。落語は、一人で監督と複数人の役者をこなす必要があること、そのためには、声のトーンや表情、仕草などで、特徴付けて演じ分ける必要があることなどを教えていただき、学生たちは、戸惑いながらも初めての英語落語にチャレンジしました。
 最後に、古典落語の演目のひとつである「芝浜」を喜餅氏が披露しました。酒好きで怠け者の男が、妻の機転により改心し成功する様子を描いた人情噺で、巧みな英語表現と臨場感溢れる演技に、観客は、「芝浜」の世界にすっかり引き込まれていました。
 参加者は、英語という共通言語を通して、一つの演目で様々なバックグラウンドを持つ人々に「面白さ」を伝えることのできる英語落語の魅力を実感した様子で、特に日本人学生にとっては英語学習や表現力向上の学びの場として、留学生にとっては日本文化に英語で親しむことのできる機会として、大変貴重なものとなりました。

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喜餅氏の落語の様子

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学生の落語体験

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