宇宙桜が仁淀川町長から寄贈され、助任の丘に移植しました。

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平成25年3月14日(木曜)、仁淀川町から徳島大学に「宇宙桜」の苗木が寄贈され、助任の丘に移植しました。今は3メートル足らずの桜の木ですが、宇宙を旅した生命力は、将来に「希望」を持たせてくれる桜となることを期待します。現在、すでに芽吹いており、3月下旬には見事な花を咲かせて、多くの人の目を楽しませ、地域交流の輪を広げていくことでしょう。

宇宙桜は、本学の助任の丘(常三島キャンパス内)に植えられており、高知県吾川郡仁淀川町、大石弘秋町長の「宇宙桜」の紹介も立てられています。

【「宇宙桜」の紹介】

「宇宙桜」は、宇宙旅行をしたひょうたん桜で、平成20年5月28日、高知県吾川郡仁淀川町立大崎小学校と名野川小学校の児童によって、樹齢500年のひょうたん桜の種が採取され、宇宙へ送るために東京の有人宇宙システム株式会社を経由して200粒の種がアメリカのNASAへ送られました。

平成20年11月15日午前9時55分(日本時間)、スペースシャトル?エンデバー号(STS-126)がこの種を搭載して宇宙に出発しました。その後、この種は、国際宇宙ステーション内にある日本の実験棟「きぼう」に移され、約8ヶ月半、宇宙の旅を行い、平成21年7月31日、宇宙滞在259日、地球を約4,100周したのち、若田光一宇宙飛行士とともに無事地球に帰ってきました。同9月、本町に170粒の種が返還され、播種した種から翌22年春に4本が発芽し、桜地区の人たちによって大切に育成されました。この桜の枝を接ぎ木によって育成した50本のうちの1本です。

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