徳島大学工業会活動推進のための
寄附金募集趣意書

徳島大学工業会は、徳島大学工学部とその前身の卒業生、教職員等によって組織され、すでに3万人に近い卒業生からなる会員組織となりました。
徳島大学は、平成16年から国立大学法人となり、毎年厳しくなる財政状況のもと、個性豊かで魅力ある大学づくりを目指した大学運営が求められています。こうした中、徳島大学工学部および工学研究科は、平成17年に教育、研究の更なる発展に向けて、今まで以上に教育研究体制を充実させる目的で大学院を充実させた組織に改組され新しいスタートをきりました。また平成28年4月からは、学部改組により、生物工学科を母体とする「生物資源産業学部」と、工学部のその他の学科と総合科学部の理系学科を統合した「理工学部」がスタートし、工業会は新たにこれらの新学部の卒業生も会員としてお迎えすることとなりました。大学の発展は、組織の改変だけでなくそれらを支える支援体制の充実が求められています。
徳島大学工業会は、歴史も古く、現在も数多くの先輩諸氏が要職に就かれ、社会で活躍されている数多くの卒業生を輩出している社会に誇れる大きな同窓会組織であり、会員相互の単なる親睦団体だけでなく、母校発展のための支援組織でもあります。すでに、産業界、社会を支えている現役の卒業生の活力はもとより、現役を退かれている先輩諸氏の大変豊富な経験や能力を母校の発展のために活かした取り組みも行われています。例えば、就職活動の支援や、卒業生による非常勤講師、JABEEにおける教育改善システムへの援助、研究支援?産官学連携センターとの連携活動など、工業会会員による様々な支援活動が行われ、その必要性が一段と増加しております。
工業会は、新しい時代を迎え、このようにより積極的な活動を展開しておりますが、学部?大学院と工業会を連携させた新しい取り組みなどを精力的に進めるには、様々な面からの卒業生、先輩諸氏の力をお借りしなければなりません。
このような、新たな工業会活動をより積極的に進めるためには、新たな活動資金が必要となります。今後、少子化の煽りをうけ新入会員数が減少する可能性もある中、工業会が保有している入会時の会費の積立金*は、漸増する会員に将来に亘ってサービスを提供するため、最低限の経常経費として確保しておく必要があります。このため、新たな活動資金源として、名簿や会報の広告増を求めて活動しておりますが、これらは社会景気の影響を受けると共に自ずと限界がありますので、安定した資金源の確保が求められております。
このため、徳島大学工業会では、21世紀における工業会の更なる発展を継続して展開するために、平成20年より標記寄附金を別記の目的?要項により募集しており、これまで多くの方々にご協力を賜っております。
工業会会員の皆様におかれましては、趣旨をご理解、ご賛同いただきますと共に、ご寄附について僅かの資金援助だけでも結構ですので、工業会を発展させるために、何卒のご支援?ご協力を賜りますよう何卒、宜しくお願い申し上げます。

募金の目的

ご寄附いただく募金の当面の使途目的は下記の通りです。

1.教育?研究環境支援?非常勤講師(無給)旅費支援:

法人化後に文科省より学部?大学院の非常勤講師経費が打ち切られ、教育研究費の一部をもとに非常勤講師の招聘が行われています。このうち卒業生に、無給で非常勤講師をお願いしている無給非常勤講師制度があります。工業会では、広告収入をもとに卒業生による非常勤講師をお招きする場合の旅費支援を行っておりましたが、十分な支援経費を得ることができないため、遠路からの招聘は極めて難しい状況にあります。この無給非常勤講師の支援経費として活用します。

2.工業会活動改善推進経費?電子情報発信システムの充実:

工業会では、会員数の増加により増える通信費を抑制するとともに、情報提供を迅速に行うためにインターネットを活用した情報伝達システムの構築に取り組み、平成19年より、広告経費を元に最小限の経費で新しい電子メールシステムをスタートさせました。毎年のシステム維持経費が必要となるだけでなく、ホームページ等のコンテンツの充実を図り、より使いやすいシステムを構築するための電子情報発信システムの充実経費として活用します。

?支部活動推進経費:

工業会の各支部活動を発展させるために、各種の連携推進活動や、支部総会の魅力づくりにつながる新たな企画に基づく積極的な活動を支援するための経費として活用します。

?本部活動推進経費:

入学、在籍、卒業する学生に対して、工業会のPRを積極的に行うことや、豊富な体験や技術力を有する退職教員や工業会会員による技術講習会や講演会を実施するなどの新たな取り組みを行うための支援経費として活用します。

3.各種連携推進経費 ?理工学部?生物資源産業学部との連携推進に関する経費:

理工学部ならびに生物資源産業学部は工業会と連携し、数多くの卒業生の力を借りて入学、教育、就職等の活動に取り組むことを検討しており、各支部等で具体的な活動を行っていただくために資金援助経費として活用します。

4.同窓会開催時等の広報経費 ?ホームカミングデイの実施経費:

卒業生へのサービスの一環として、総会を開催する折に、母校の現況を卒業生に紹介するホームカミングデイの実施を計画しており、開催する場合の支援経費として活用します。

5.その他 ?工業会活動の発展に相応しいと判断される必要経費等:

理事会で承認を受けた活動事業。

寄附金募集要項

1.募金名称 徳島大学工業会活動推進のための寄附金
2.募金目的 【1】教育?研究環境支援
【2】工業会活動改善推進経費
【3】各種連携推進経費
【4】同窓会開催時等の広報支援経費
【5】その他
3.募金時期 随時
4.募金金額 一口5,000円
個人、法人とも金額の多少にかかわらず有り難くお受けします。
5.送金方法 郵便振替にてご送金ください。
「払込取扱票」は、工業会会報に添付しています。
郵便振替口座番号:01660-8-12487
加入者名:徳島大学工業会
6.領収書等 郵便振替用紙の受領証をもって領収証とさせていただきます。
なお、ご寄附いただいた方は、会報にてお名前のみ掲載させて頂きます。
(ご希望により掲載しない事も可能です。)
7.税金の減免** この工業会の寄附金につきましては、所得税法または法人税法により課税所得控除の適用外ですのでご了承下さい。
8.お問い合わせ先 〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番
徳島大学理工学部内工業会
TEL 088-656-5432 FAX 088-656-5432
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