光応用系

系の詳細

光科学?光工学の教育?研究を体系的に行うことを目標に、光物性?材料からデバイス、システムまで、”光”を切り口として関連した教育?研究を一貫して行う点に特色があります。そのため、多様なバックグラウンドを持つ光の専門家が集団を形成しています。この系では光科学?光工学に対する幅広い知識を有する研究者が、スコープの広い研究や産学連携をすすめています。
光応用系は光機能材料分野および光情報システム分野の二大講座から構成され、光機能材料分野では新奇光学材料や光機能性デバイスに関連した基礎研究から開発に至るまで、また光情報システム分野では光画像?情報システム?光通信システムに関する研究開発など、様々な研究活動を積極的に行ってきています。

各分野の研究テーマ

光機能材料分野

常識を超える新奇光学材料や光機能性デバイスの実現を目指し、表面プラズモンを利用した金属ナノ構造の光物性解明、ソフトマターの構造制御と物性解明、貴金属ナノ粒子による光学材料?触媒?太陽電池?ナノ治療等の生物医学への応用、それらの機能発現メカニズムおよびメゾスコピック界面における物理現象の解明、高分子を作るための重合反応に関する基礎研究から機能性材料?デバイスの開発にいたるまで、様々な研究開発を行っています。

光情報システム分野

人に優しい情報環境を実現する情報提示技術、安心安全に扱える技術の確立を目指し、高い臨場感をもたらす3D表示、高度情報提示、視覚情報処理や映像の生体影響、光情報セキュリティに関する研究や、人体胸腹部の3次元CT画像を活用し、がんを中心として胸水、慢性閉塞性肺疾患、骨粗鬆症、慢性肺血栓塞栓症の早期検出?診断法の研究開発、また光情報処理の特性を生かした超高速?広帯域な光通信の実現を目指し、全光型ルーティングシステムの研究を行っています。

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