MD-PhDコース

MD-PhDコース

概要

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徳島大学では、医学科4年生終了時点で大学院に進み研究力を身につけ、医学博士(PhD)を取得した後、5年生に戻り医師の免許(MD)を目指すMD-PhDコースがあります。これは、アメリカで確立されているMD-PhDコースと同等のシステムであり、平成15年度の開始以降、ほぼ毎年若干名が進学しています。

過去の進学実績
(年度) H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23
進学者数 3 1 1 0 0 1 2 1 2

 

(年度) H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1 R2 R3
進学者数 1 1 1 1 1 1 0 0 0 1


各種資料、卒業生の声はこちら通常のカリキュラムで大学院に進学すると、臨床業務と並行、あるいは臨床医としてのトレーニングを中断して研究に従事する必要がありますが、MD-PhDコース卒業者は、卒後キャリアの中断なく臨床トレーニングを継続することができます。また本コースでは早期に高度な研究に参加し、一定期間専念しますので、医学部卒業時にはすでに研究者としての素養を身につけています。その結果、臨床でも基礎研究でも活躍が期待される、リサーチマインドを持った"Physician Scientist"が養成されます。実際に本コースの卒業生たちはPhysician Scientistとして全国で臨床?研究に携わっています。

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本コースに興味を持った方は

興味のある研究室か、教育支援センターの扉を叩いてみてください。また、毎年2月に開催されるMD-PhDコース近況報告会を覗いてみてください。あるいはいつでも思い立った時に、気軽に近くのMD-PhDコース在籍生や卒業生に声をかけていただいて大丈夫です。喜んで情報提供を行います。
進学を決意した方は、医学科4年次の冬までに研究室の教員に相談してください。大学院入試に必要な手続きを行い、面接試験を経て進学が決定します。

MD-PhDコース同窓会について

会員は本コースの卒業生、現役生です。毎年2月に同窓会総会と、学位を取得する大学院生会員の研究発表および卒業生を含む会員の近況報告会を行います。近況報告会は学内に公開して開催しており、キャリアデザインセミナーとしても好評をいただいております。同時開催の懇親会とともに、皆様お気軽にご参加ください。また、会員のみならず学部学生さんの研究活動も応援しています。Lab部部員もそうでない人も、研究室との橋渡し、相談役としていつでも近くの会員に声をかけてください。
 

青藍会MD-PhD奨励金制度について

徳島大学医学部医学科同窓会青藍会では、MD-PhDコースの学生に対して経済的支援を行っております。
以下のURLにアクセスしてご確認ください。

MD-PhDコースへの支援 https://www.seirankai-tokushima.jp/md-phd/md-phd-shien.html

 

Student Lab

Student Labとは徳島大学医学部学生専用のバーチャル基礎医学実験室のことです。本学では医学科3年次に10ヶ月にわたり医学研究実習が行われます。その際、学生は一旦Student Labに所属し、希望する各研究室に派遣されます。また希望者は1年次よりStudent Labに所属し、医学研究に携わることができます。毎年4月に、協力研究室の教員による「研究室紹介」を開催しています。その後実際に研究室を見学してみて、興味のあるラボで、研究活動を行います。講義の合間や休日、長期休暇など空いた時間で実験手技を学んでみませんか。
1年を通してどの時期からでも研究室に出入りすることが可能です。どんな研究室があるのか知りたい、どうすれば体験できるのかわからない、という学生さんは、Student Labコーディネータや教育支援センター、MD-PhDコース同窓会窓口などに相談してください。
もしStudent Labの活動中に面白い実験結果が出たら、それはもう立派に医学の新発見です。学会発表や論文作成も夢じゃありません!
実際、みなさんの先輩たちが続々と国際誌に論文を発表しています。

Student Lab関連論文(旧サイト掲載分).pdf (PDF 123KB)

コーディネーター : 野間口雅子 (微生物病原学 内線2292)

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最終更新日:2020年2月13日

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