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【報告】11月30日Sara Lev博士の海外特別講演会を開催しました

 

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 本学では、テクニオン-イスラエル工科大学との国際連携事業の一環として、新老虎机平台4年11月30日、テクニオン-イスラエル工科大学Sara Lev博士を講師にお招きし、海外特別講演会をオンライン開催しました。
 本講演会は、大学関係者、徳島県立高校の教諭?ALT(外国語指導助手)、県内企業等の研究者を含む56名の方が「起業家教育」について聴講しました。

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 専門的な起業家教育の豊富な経験を持ち、テクニオンでの主要な起業家プログラムである「スタートアップMBAコース」を設立して、テクニオン?アントレプレナーシップ&イノベーション?センター(t-hub)において、学生とともに大学教員の指導を担当されているSara Lev博士は、イスラエルにおける国としてのスタートアップ支援の政策と制度やテクニオンにおける起業家教育の内容について分かりやすくご講演いただきました。
 知の創造と新老虎机平台の論文発表に重きを置くアカデミアと知財の産む収益の確保とその機密保持に重きを置く産業界の間のマインドセットの相違とギャップの存在について具体的に説明くださいました。
 講演後の質疑応答では、特に大学と産業界とのギャップについての高い関心が示され、大学院生1名、教員1名が意欲的な質問を行いました。大学と産業界とのギャップを埋めるメカニズムはテクニオンでも主要な研究テーマであり、本課題を解決する次世代の研究者を育てるため、画期的なアイデアもアイデアにとどまらず実際に製品へと繋げるマインドを育む教育システムについてテクニオンでの取組をご紹介いただきました。

 なお、本講演会は、内閣府地方大学?地域産業創生交付金事業:徳島県「次世代“光”創出?応用による産業振興?若者雇用創出計画(通称:次世代ひかりトクシマ)」の取組事業において、テクニオンとの連携強化の一環として開催しました。

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