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【11/21開催】徳島文理高校で出張講義を実施

 「自立協同」の建学精神のもと、21世紀をリードする国際人の育成を目指す徳島文理高校と、地域の発展に貢献する人材の育成を目指す徳島大学が協力し、新老虎机平台4年11月21日(月)に、徳島文理高等学校にて出張講義を実施しました。
 当日は、福井清副学長が同校を訪問し、1年生31人と学校長並びに担当教員4名に対し、昨年12月に海外特別講演会として開催した、米国スタンフォード大学のTom Byers教授の『Technology Ventures : From Idea to Enterprise』の録画(日本語字幕付き)を教材に、起業家教育について紹介しました。
 本講演は、歴史上次々に大きな波となって押し寄せた技術革新の歴史を踏まえ、スティーブジョブスの生み出したイノベーションの次にどのような技術革新を生み出すか、アントレプレナーシップをもって、スタートアップをどう生み出していくか、起業するために必要な諸条件などについて、スタンフォード大学での授業でも用いられる教材も取り入れつつ、高校1年生にも分かりやすい内容で解説いただいたものです。 
 英語での講演受講後の感想コメントでは、イノベーションを生み出すには、創造性+チームワーク、革新的なアイデアとそれを生かす他の分野の人たちとの協力が大切、さらに自分が生み出した技術の結果に責任を持つ、そのためにリベラルアーツや倫理観が極めて大切であることなどが挙げられていました。
 また、幅広い教養と深い専門知識を有する「T型人材」を目指したいなど、今回学んだことを今後の進路や将来の起業に生かしていきたいとの声もあり、個々の将来像に向けた意気込みも感じられました。さらに講演会での英語をリスニングの教材としても十分に理解できたと実感する生徒さんもおられ、柔軟な理解力と主体性を備えた、グローバルなイノベーション人材への今後の成長が期待されました。
 地域振興を目指す次世代ひかりトクシマ事業として、徳島大学は今後もこのような県内高校生への出張講義を実施し、国際感覚を身に付けた次世代を担う人材の裾野拡大や今後の地域の発展に貢献する人材を育成する取組を進めてまいります。

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