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徳島大学研究者/研究室紹介動画(英語版)を公開しました

 世界レベルで活躍できる優秀な研究者?技術者の育成を目的に、徳島大学と日亜化学工業株式会社が共同で設置した徳島国際サイエンス研究所(Tokushima International Science Institute、通称TISI)は、テクニオン-イスラエル工科大学(テクニオン)と連携し、2021年1月より国際共同研究を行っています。
このたび、徳島大学は、テクニオンとの活発な人材交流や、徳島国際サイエンス研究所を活動の場として、テクニオンとの国際共同研究を行っている5名の研究者が取り組んでいる最先端研究の一端を紹介する動画を制作しました。動画では、それぞれの研究分野や研究室の特徴、研究における国際交流への意気込みなどを研究者本人が語っています。
ぜひご覧ください。

安友康二教授(大学院医歯薬学研究部)
Prof. YASUTOMO Koji - Seeking of causative genes and molecular networks in inflammatory disorders

安友教授の研究グループは慢性炎症病態に関与する遺伝子群と分子ネットワークの解明を目指しています。研究チームはこれまでの研究により、5種類の家族性炎症性疾患の原因遺伝子を同定し、炎症病態に関わる記憶T細胞の制御機構を見出しています。

小笠原正道教授(大学院社会産業理工学研究部)
An Introduction of Professor OGASAWARA Masamichi and His Research Group

小笠原教授は有機化学と無機化学の境界領域である「有機金属化学」を主に研究しています。彼の研究対象は「有機遷移金属化学」の多岐に渡っており、遷移金属種を均一系触媒として用いた不斉反応の開発やホスホール誘導体の錯体化学などにおいて多くの業績があります。研究は「不可能」と思われている事象を「可能」にすることで、その実現のための挑戦と努力を信条としています。

森賀俊広教授(大学院社会産業理工学研究部)
An Introduction of Professor MORIGA Toshihiro and His Laboratory

森賀教授は無機材料化学を専門としています。彼の現在の研究テーマではワイドバンドギャップ酸窒化物材料を中心に酸化物材料も取り扱っています。これらの材料は、リチウムイオン2次電池負極材料、白色LED用蛍光体材料、可視光応答性水素発生光触媒などに使用されています。また、フラットパネルディスプレイのための透明導電性材料や固体酸化物燃料電池電解質材料も研究しています。

矢野隆章准教授(ポストLEDフォトニクス研究所)
Associate Professor YANO Taka-aki - Exploring Nanoscale Optical Sciences and Technologies

矢野准教授はナノスケールでの光と物質の相互作用を扱うナノフォトニクスの研究に取り組んでいます。研究室では、可視光や赤外光を用いた最先端の光学顕微鏡の開発に注力しています。また、ナノスケールの光学材料の開発にも力を入れており、バイオメディカルイメージング?センシングへの応用を進めています。当研究室では、物理学、化学、生物学など様々なバックグラウンドを持つ学生や博士研究員の受け入れが可能です。

片山哲郎助教(大学院社会産業理工学研究部)
Assistant Professor KATAYAMA Tetsuro and His Research

片山助教はフェムト秒過渡吸収顕微鏡を用いて、有機結晶や半導体ナノ材料の光化学反応や光物理過程に関する研究を主に行っています。彼が主に用いている過渡吸収スペクトル測定は、時間分解電子スペクトル測定とも呼ばれ、様々な試料を測定することができ、広範な研究が行える実験手法です。

*徳島国際サイエンス研究所(TISI)
世界レベルで活躍できる優秀な研究者?技術者の育成を目的に、2021年1月、徳島大学と日亜化学工業株式会社が共同で設置。
【プレスリリース】徳島大学及び日亜化学工業株式会社 国際的な協働研究所を共同設置

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