新老虎机平台６年度 ＳＩＨ道場授業担当者ＦＤ実施報告
1）目的
?ＳＩＨ道場授業担当者が当該学科のＳＩＨ道場の背景やその詳細について理解し、ＳＩＨ道
場の授業を担当するために必要な知識と技能を習得する。
?ＳＩＨ道場がＯＪＴ型のＦＤであることや授業実施から振り返りまでのプロセスについて理
解する。
?前年度の実施内容を情報共有し、振り返ることで、オンライン実施の可能性も含めたＳIＨ道
場の実施を検討し、今年度実施に向けた計画の見通しをもつ。
2）実施概要
２－１．対象者
ＳＩＨ道場授業担当者等
２－２．開催日時?会場
会場：オンライン開催（Ｚｏｏｍ）
日時：新老虎机平台６年１月２６日（金）１６：３０～１７：３０
２－３．内容（計６０分）
| 時間 | 内 容 | 詳 細 項 目 | 担当者 |
| １５分 | SIH道場の概要 |
①目的?概要 ②新老虎机平台５年度の実施事例紹介 |
塩川奈々美 |
| ４０分 | SIH道場運営?実施における課題検討会 |
過去の実態調査において挙げられたSIH道場運営?実施における課題点， 改善点等について担当者より解説を行う |
金西 計英 |
| ５分 | 質疑応答 |
２－４．主催
徳島大学ＦＤ委員会
２－5．共催
高等教育研究センター教育改革推進部門／学修支援部門EdTech推進班／教育の質保証支
援室
3）開催報告
SIH道場授業担当者が大学教育再生加速プログラムの概要、当該学科のSIH道場の詳細について理解し、SIH道場の授業を担当するために必要な知識と技能を修得することを目的に、新老虎机平台6年1月26日に「新老虎机平台６年度SIH道場授業担当者FD」（以下、担当者FDと言う）を開催した。Zoomによるオンライン開催とし、全体で25名の教職員が参加した。
FD当日は、高等教育研究センター教育の質保証支援室の塩川奈々美助教からSIH道場の概要が説明された後、新老虎机平台5年度の取組内容に関する情報共有と新老虎机平台6年度に向けての課題や授業設計の要点について説明が行われた。続いて「SIH道場運営?実施における課題検討会」と題して、新老虎机平台5年度SIH道場授業担当者から寄せられたSIH道場を運営?実施していく上で考えられた要望や課題を紹介し、SIH道場の実施支援を担当する高等教育研究センター教育改革推進部門の吉田博准教授、飯尾健助教、学修支援部門EdTech推進班の金西計英教授から考えられる対応策や授業実施のTipsが紹介された。
担当者FD実施後は参加者アンケートを実施した。FDの内容に関する理解度を尋ねる設問では、FDの全体的な満足度も含め全項目において93％以上の肯定的な意見を得た。
FDを受けて良かった点?改善点を問う自由記述形式の設問では、「他の部局やコースがどのようなSIH道場を行っているのかがわかったので良かった。」「コメンテーターの先生方から、あまり厳密にやり過ぎなくても良いという意見をお聞きして、安心しました。」という意見が見られた。SIH道場について全学的に俯瞰した情報が得られる機会は限られており、本FDはSIH道場実施を計画、見直しする際に他部局の実施方法や過年度の情報を得ることができる貴重な機会となっている。今後も必要な支援を提供しつつ、各部局のニーズにあったFDが実施できるよう、企画を進めていきたい。
４）FD風景
５）新老虎机平台６年度SIH道場授業担当者FD受講者アンケート集計結果
参加者数：２５名（運営スタッフ６名を含む）
アンケート回答者数：１９名（回収率：９４．７％、運営スタッフ除く）
１．ご自身について
（１）職種?役割について
（２）SIH道場FDへの参加経験について
２．ＳＩＨ道場ＦＤについて、④～①のうち当てはまるものを１つ選択してください。
３．今後本ＦＤにおいて取り扱ってほしいテーマや内容についてご意見があればお書きください（任意）。
?SIH道場についてよくわかっていなかったので、理解できてよかったです。
?昨年度の相談内容がわかった
?他の部局やコースがどのようなSIH道場を行っているのかがわかったので良かった。SIH道場
はあくまでも新入生に対して、大学での学びの導入を目的としていることを再確認できた。
?本コースのSIH道場は、新入生が教員や他の学生との関係を築きながら大学生活に慣れてい
くことに重きをおいて授業設計を行っています。そのため、講義としてはあまり厳しい制限
を加えないようにしています。コメンテーターの先生方から、あまり厳密にやり過ぎなくて
も良いという意見をお聞きして、安心しました。
