平成26年12月17日
                                 徳島大学FD委員会決定
                                 改訂 平成30年7月10日

 徳島大学全学FD推進プログラムにおける「教育力開発FD」は,主に助教から講師,
准教授昇任後1年以内,または講師,准教授として新規採用後1年以内の教員を対象に「授
業設計ワークショップ」,「授業参観?授業研究会」,「ティーチング?ポートフォリオ作
成ワークショップ」の3つのプログラムを連続的に提供し,授業設計,授業の実施?改善,
教育活動を振り返り,自身の目標を明確にして授業改善につなげるといった一連のプロセ
スを支援するためのものである。

 徳島大学では,「授業設計ワークショップ」受講後,「授業参観?授業研究会」を受講す
ることとしており,その後3年以内に「ティーチング?ポートフォリオ作成ワークショップ」
を受講することが望ましいとしている。

 「授業設計ワークショップ」及び「授業参観?授業研究会」の受講対象者が,受講でき
ない旨を申し出たときの対応は,次のとおりとする。

1.授業設計ワークショップ
【受講対象者が受講できない旨を申し出た場合】
所属の学部長名で理由書を提出し,本委員会がやむを得ないと認めた場合は,次年度以降
の受講を認める。

【受講対象者が3年間未受講の場合】
やむを得ない理由により3年間受講できていない受講対象者には,各学部FD委員長を通
じて,未受講者に対し,教育力向上の一環として参加を促すものとする。

【受講免除】
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)が開講する新任教員研修プログラ
ムを受講した場合のみ本ワークショップの受講を免除することができるものとする。

2.授業参観?授業研究会
【受講対象者が受講できない旨を申し出た場合】
(1)FD実施担当者(総合教育センター教育改革推進部門教員)が受講の意義等を丁寧
に説明し,受講していただく等の適宜対応する。

(2)(1)と並行して,各学部FD委員長に対し受講対象教員の受講実績を報告し,
各学部FD委員長は未受講者に対して,教育力向上の一環として参加を促す。

(3)年度末に大学教育委員会に対して受講率等のFD実施報告を行う。

【受講対象者が3年間未受講の場合】
FD実施担当者(総合教育センター教育改革推進部門教員)が受講対象者に対して,毎年受講
の対応を行って3年間未受講の場合には,各学部FD委員長に対して受講対象教員の受講
実績報告を行い,これを受けて各学部FD委員長は未受講者に対して,教育力向上の一環
として参加を促すものとする。